敏感肌になる原因とは

なぜ敏感肌になってしまうの?

ストレスが多い現代社会、自律神経の乱れなどから敏感肌になってしまう方も
多いですが、
敏感肌の原因は他にもいろいろあります。

敏感肌は肌のバリア機能がうまく働いていない状態です。
外からの刺激物質やアレルゲンなどを防御するのは角質層とその上の皮脂膜です。

角質層ってとっても薄い層なんですよ。
0.02ミリから0.05ミリほどしかない、ごくごく薄い層で、
こんな薄さで必死に外からの敵から体を守ってくれているのです。

この角質層を普段の生活で何気なく傷つけているかもしれません。


アレルギーを持っている人は肌が弱い人が多いのですが、
アレルギーがなくても


洗顔・クレンジングのし過ぎ
ピーリング
ムダ毛剃り
日焼け
垢すり
コットン・ティッシュなどによる摩擦

このようなことで角質の細胞が表面から削りとられることになります。
もちろん肌の奥ではどんどん角質になる細胞が作りだされていますが、
表面の角質が自然に剥がれ落ちるのではなく、洗顔などで強制的に削りとられると
新しい細胞を作るため急ピッチで生産が行われるので、
未発達なままの角質細胞が表面に出てきてしまいます。

未発達なままの角質細胞は働きも悪く、弱いのです。
肌を外敵から守るという大事な仕事も十分にできず、
肌の中まで刺激が入りやすくなってしまいます。

そしてまた洗顔・クレンジングのやり過ぎなどで、
未熟な角質層のままで削り取られてしまうことになるので、
ずっと肌のバリア機能が失われた状態のまま・・・・となってしまうのです。

それに加えて
ダイエットによるタンパク質不足、脂質不足で肌をつくる栄養素が不足していたり、
エアコンの使い過ぎで自律神経の機能が低下してしまい、
肌を弱らせてしまいます。

洗顔やクレンジングなどをちょっと変えるだけでも症状が楽になるかもしれませんね。